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テレビ電話のセットアップ

 父は私の家の近くの介護施設で生活している。私の家からは歩いて3分程と、非常に近いのだが、姉は東京で暮らしており、気軽に訪問できる距離ではない。入所当初はまだ父も携帯電話に電話すれば話ができる状態であったが、最近は電話を取ったり、充電したりする事も難しくなってきたので、父の方からは何もしなくても繋がるテレビ電話をセットアップしてみた。  用意するもの インターネット回線 Windowsデスクトップ Webカメラ スピーカー Nature Remo テレビ  仕組み  Google Hangouts でビデオ通話をした事がある人なら気づくかもしれないが、Hangoutsでのビデオ通話は、参加者全員が退室するまで、通話ルームが残る。これを利用し、父側からは常にビデオ通話に参加している状態にしておくと、姉側からは、好きな時に父とのビデオ通話ができるという仕組みである。  画面には、父の部屋にあるテレビを利用しているので、通話する前に、テレビ入力をPCに変更する必要がある。それを遠隔で行う事ができるのが Nature Remo である。  PCは、実家にあった使っていないWindows デスクトップを利用したが、管理のシンプルさ、筐体の小ささなどを考えると、Chrome Boxを利用するのがよいかもしれない。  Webカメラは、当初こちらも実家にあった ロジクール C270 というモデルを利用してみたが、視野角が60°と狭く、父がちょうどカメラの前にいる時しか顔が映らないので、視野角150°の サンワサプライ CMS-V43BK というモデルを購入してみた。  ビデオ通話システムはセットアップしたばかりなので、実際に実用に耐えうるか、その他問題はないか、また経過をまとめたいと思う。

徘徊対策にグーグルマップ

 以前、父の認知症が進み、よく徘徊するようになった。いつか帰路がわからなくなり、帰ってこれなくなる事になると思い、グーグルマップで位置情報の共有を設定した。 設定方法はこちら 自分の現在地を他のユーザーとリアルタイムに共有する - パソコン - マップ ヘルプ  その後実際に帰ってこれなくなった際、何度かこの機能で発見することが出来た。 当時はまだ父はスマホを毎日充電し、持ち歩くという事が出来ていたので、非常に役立った。  現在は父は既に介護施設に入居しているので、徘徊することはなくなったが、父のスマホの充電状況がわかるので、位置情報の共有設定は引き続き利用している。